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人を育てるって、技術を教えるだけじゃない。着付けを教える私が、息子のチームから学んだこと

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今日のブログは、少し母目線で語っていますが、共感してくださる方がいいたらうれしいです😊

目次
1.「動いている息子が見たい!」から始まった4日間
2.大阪の大会で感じた、チームの素敵な雰囲気
3.優勝したキャプテンが最初に伝えた「ありがとう」
4.着付けを教えることも、人を育てること
5.「できた」を見つけることも、指導する人の役割
6.私が着付けの指導で大切にしていること
7.息子のチームから教えてもらったこと
8.着付けを学ぶことは、自分の可能性を広げること

1.「動いている息子が見たい!」から始まった4日間

高校から寮生活をしている次男。
大学へ進学してからも一人暮らしをしているので、今は離れて暮らしています。

普段、息子の姿を見ることができるのは、お世話になっている野球チームのInstagramにちらっと映る写真や動画くらい。

それも楽しみのひとつなのですが……
やっぱり、

動いている息子を見たい(笑)

そんな親心から、今回、大阪で大会が開催されるということで、応援に通ってきました。

実際に会ってみると、試合だけではなく、楽しそうに友達と話している姿を見ることができました。

「この子はバイトが一緒で」
「この子は学部が一緒」

と、嬉しそうに友達を紹介してくれる息子。

普段は見えない大学生活の一部分を、少しだけ見ることができた気がして、なんだか嬉しくなりました。

そして、チームのお母さんたちともお会いすることもできて、息子がどんな仲間と過ごしているのかを知ることができた、実りのある4日間でした。

2.大阪の大会で感じた、チームの素敵な雰囲気

そして何より感じたのが、
チームの雰囲気がとても良いこと。

試合に出ている選手だけではなく、応援しているメンバーも含めて、みんながひとつのチームとして動いている。

そんな空気が、外から見ている私にも伝わってきました。

試合の合間に見える何気ない会話や、応援している姿。

それぞれが自分の役割を持って、チームを支えている。

「いいチームだなぁ」
そんなことを感じながら、4日間を過ごしていました。

3.優勝したキャプテンが最初に伝えた「ありがとう」

そして、大会は優勝🏅
その後のキャプテンのコメントを聞いて、私はとても心に残るものがありました。

優勝したキャプテンが、最初に話したのは、自分たちのプレーのことではありませんでした。

応援してくれているメンバーの準備が完璧だったこと。
その応援が力になったこと。
みんなのおかげでチームの雰囲気も良く、優勝することができたこと。

そして、
「ありがとう」
という感謝の言葉。

特に私が素敵だなと思ったのは、試合に出られなかった子たちの頑張りを、一番に労っていたこと。

勝ったときって、どうしても活躍した人に目が向きます。
でも、その裏側には、

準備をする人がいて、
応援する人がいて、
チームを支える人がいる。

目立つことはなくても、それぞれの場所で役割を果たしている人がいる。

そのことを、キャプテンがちゃんと見ていたんだと思います。

その姿を見て、
「人を育てるって、こういうことなのかもしれないな」
と、ふと思いました。

4.着付けを教えることも、人を育てること

私は普段、着付けを教えたり、着付師を目指す方や後輩の指導をしています。

着付けを教えるとき、もちろん技術を身につけてもらうことは大切です。

帯の結び方。
着物の着付けの手順。
美しく仕上げるための細かなポイント。

できるようになってほしいことは、たくさんあります。

だからこそ、教える側はつい、

「ここができていない」
「ここを直したほうがいい」
「もっときれいにできるように」

と、できていないところに目が向きがちです。

もちろん、できていないところを伝えることは必要です。

でも、人を育てるということは、それだけではないんですよね。

「できた」を見つけることも、指導する人の役割

前回はできなかったことが、今日はできた。
手順をひとつ覚えた。
以前より手がスムーズに動くようになった。
自分で考えて、やってみることができた。

そんな小さな変化。

教えている側からすると、
「まだまだ」
と思うこともあるかもしれません。

でも、本人にとっては、その小さな一歩が大きな成長だったりします。

当然ですが、私も生徒でしたからそういう気持ちはわかります。

だから私は、

「ここ、前より良くなったね」
「ここまでできるようになったね」

と、できるようになったことを、ちゃんと言葉にして伝えることも大切だと思っています。

△「この帯結び可愛い〜〜♡」ってはしゃぐお生徒さんがかわいいです♡
数日後、お祭りで浴衣の帯がほどけてしまった方を直してあげたそうです👏

人は、
「自分にもできるかもしれない」
と思えたときに、もう一歩頑張ることができます。

反対に、できないところばかりを指摘され続けると、

「私には向いていないのかな」
「やっぱり難しい」

と、自信をなくしてしまうこともあります。

だからこそ、
小さな「できた」を一緒に見つける。
それも、教える側の大切な役割なのだと思います。

△最初は自分の着物が着れたらいいと言っていたお生徒さんも、着せ付けにチャレンジするようになります。

5.私が着付けの指導で大切にしていること

着付けは、最初から上手にできるものではありません。
もちろん、私もそうでした。
今でもまだまだなところがたくさんあります。

何度も練習して、
失敗して、
やり直して、

少しずつできることが増えていく。

その過程の中で、

「前よりできるようになった」
「一人でここまでできた」

という経験が積み重なっていきます。

そして、その積み重ねが、
「私にもできる」
という自信につながっていく。

私は、着付けを教えるときに、そんな成長の過程も大切にしたいと思っています。

ただ技術を教えて終わりではなく、

その人がどこまでできるようになったのか。
どんなところで頑張っているのか。
何に悩んでいるのか。

そこにも目を向けながら、一緒に成長していく。
それが、私が目指している「教える」ということなのかもしれません。

6.教える側も、育ててもらっている

今回、息子のチームを見ていて感じたのは、
人は一人で成長するのではなく、周りの人との関わりの中で育っていく
ということ。

そして、
「あなたの頑張りをちゃんと見ているよ」
と伝えてくれる人がいることの大切さです。

これは、着付けの世界でも同じだと思っています。

教える側が一方的に技術を渡すのではなく、

学ぶ人が安心して挑戦できること
失敗しても、またやってみようと思えること
少しずつでも「できた」を積み重ねられること

そんな環境があれば、人は自分の力で前に進んでいけるのだと思います。

そして、実は教える側も、教えることを通してたくさんのことを学ばせてもらっています。

「どう伝えたら分かりやすいだろう」
「どうしたら、この人が自信を持てるだろう」
「今、この人に必要なのは何だろう」

そんなことを考えるたびに、私自身も指導者として育ててもらっているのだと感じます。

△講師の勉強会。より分かりやすく伝えるための方法や、技術の向上を目指して日々研究をつづけています。

7.息子のチームから教えてもらったこと

大会を終えて、
「素晴らしいキャプテンのもとで、あと少しの大学生活を楽しんでくれたらいいな」
そんなことを思った一日でした。

そして私自身も、息子のチームから、ひとつ大切なことを教えてもらいました。

人を育てるということは、技術を教えることだけではない。

その人の頑張りを見つけること。
小さな成長を認めること。
自分では気づいていない「できた」を伝えること。

そして、

「あなたならできる」
と、次の一歩を応援すること。

着付けを教える立場として、私もそんな指導者でありたいと思います。

着物をきれいに着られるようになることはもちろん、着付けを学ぶ時間の中で、

「私もできるようになった」
「やってみてよかった」

そんな小さな自信も、一緒に積み重ねていってもらえたら嬉しいです。

△テレビ局のイベントでアイドルさんたちの着付けの現場へ
学んできた技術がお客様の「かわいい♡」になる瞬間、チームで協力してする仕事はとっても充実して楽しい!

8.着付けを学ぶことは、自分の可能性を広げること

着付けを習うことは、単に着物を着られるようになるためだけのものではありません。

できなかったことが、できるようになる。
誰かにしてもらっていたことが、自分でできるようになる。
そして、いつかは自分が誰かに教えられるようになる。

そんなふうに、一つひとつの「できた」が、自分自身の自信や可能性を広げてくれるものだと思っています。

これから着付けを始めてみたい方も、
着付けをもう一度学び直したい方も、
着付師としてさらに技術を高めたい方も。

それぞれの今の段階に合わせて、

「できた」を一緒に見つけながら、成長していける。

そんな時間を大切にしていきたいと思っています。

もし、着付けを習ってみたいと思っているけれど、
「私にもできるかな」
「不器用だから難しいかも」

と迷っている方がいらっしゃったら、最初から完璧にできなくても大丈夫です。

一歩ずつでいい。
できなかったことが、ひとつできるようになる。

その瞬間を、一緒に喜べたら嬉しいです。

今回、息子の応援に行った4日間。
思いがけず、
「人を育てる」ということを、私自身が教えてもらった4日間でした。

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